Oculusの弓ゲーム「In Death」

こんにちは、クリプトおやじです。

 

Oculusの公式ストアで、約30%オフのセールをやっていたので、以前から気になっていた「In Death: Unchained」を買ってみました。

中世ヨーロパ風のファンタジー世界で、襲い来る敵を弓を片手に倒しまくるというアクションゲームです。

 

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いやあ、これがまた素晴らしく面白いですな!

VRと弓は、とても相性がいいようです。左手で弓を構え、右手で矢をつがえて引きしぼり放つ。動作は簡単ですが、狙いが難ししいです。矢を引き絞る強さによって飛距離が変わり、与えるダメージも変わってきます。

また矢は放物線を描いて飛ぶので、遠い敵を狙うには、敵の頭の上を狙う必要があります。かといって、敵もじっとはしていませんので、狙いをつけるのがまた難しい。

 

そして、移動も弓矢で行うのがとても斬新です。普通なら移動はスティックで行わせそうですが、このゲームではスティックは視線変更に割り当てられていて、移動は矢を放ち、その矢が着弾したところにテレポートのような感じで一瞬で移動します。

そのため、離れたところにもほぼ一瞬で移動できるのですが、攻撃のための動作と移動のための動作が似ているので、最初のうちはかなり戸惑います。

 

弓での移動のメリットは、三次元的な移動が簡単に行なえるということでしょう。マップは、空中に作られた聖堂のようなところを進んでいくのですが、上下にそこそこ複雑に入り組んでいます。ですが、弓を放って離れた通路に一瞬で移動したり、回廊の屋根の上とかにも移動できます。うまく使うと移動のショートカットができるようになっています。

 

敵は、弓を装備した聖堂の修道士、鎧に身を固めた聖騎士、グールのようなモンスター、幽霊のようなふわふわと飛んでいるのもいます。

グールは一番のザコ敵で、ほぼ一撃で倒せますが、聖騎士はかなり体力があり、しぶといです。これらの敵が混じり合って出てくるので、曲がり角をひょいと曲がったとたん、敵のただ中に入ってしまったりするので、移動中は常に緊張していなければなりません。

慣れてくると、わざと敵の集団に自分の姿を見せてから、すぐに後退して十分な距離を取り、余裕を持って敵を待ち構えるというようなことができるようになってきます。

 

ただ、自分の体力の回復手段が少ないので、猪突猛進は無理っぽいです。少しづつ進んでは敵を倒し、敵が多いときは引きながら倒していくという、慎重なプレイが要求されます。

 

武器は、最初は弓が用意されています。使用する矢には、通常の他に特殊な追加効果のあるものが拾えたりします。

ある程度プレイして、一定の数の敵を倒すとボウガンがアンロックされて使用できるようになります。

ボウガンは、弓と比べるとかなり直線的に矢を飛ばしてくれるので、狙いがつけやすいように感じました。

また、弓と違って常に一定のダメージを与えられるようです。矢を引き絞る動作がないので、ボウガンを腰だめに構えて、連射するといったこともでき、使い勝手はかなり良好です。ボウガンにも、特殊効果のある矢が用意されています。

 

問題は、熱中しているとゴーグルのバッテリーが持たないということです。あと、弓を構えている腕がだるくなってもきます。

 

とはいえ、このゲームはかなり面白いので、文句なくオススメです。Oculusを持っているなら、ぜひプレイしてみてください。

 

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